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経営者側における報連相とは?

奈良県をはじめ関西一円で建設業を営む中村建設(株)のサチです。今回は、中村社長のコラムから「ホウ・レン・ソウ」について経営者側の立場から考える報連相をお届けします。立場が違えば、考え方も変わりますね。

経営者側における報連相とは?

業務遂行において、報告、連絡、相談は絶対必須条件であることは言うまでもありませんが、それぞれ何のためにやっているかちゃんと理解できている人はいますか、また、明確に答えることができますか?

 

  • 報告する側、される側
  • 連絡する側、される側
  • 相談する側、される側

 

それぞれの想いがずれていれば、報連相のための報連相にしかなりません。そこから生まれるものは、皆無といっていいし、生まれたとしても的外れであることの方が多いです。

 

ここで重要なのは、双方が何のために報連相をしているのかと言うことの共通認識を持つことです。

 

まず、報連相をする側の一番多い勘違いは、責任回避のための報連相です。報連相しなければ怒られ、責任を取らされるから!と思っていませんか。その為に報連相はあるのですか?違うでしょ。する側の答えは自分で考えてくださいね。

部下からの報連相について

さて、問題はされる側です。あなたは、どこまでを要求しますか?ことの一部始終を要求している人は、本当にそこまで必要ですか?いざ何かが起こったとき、その責任はすべて自分にあるから把握しなければならないことは、当たり前に返ってくる答えです。

 

でもよく考えてください。社員があげてくる日報を全部把握していますか?

 

もしそれが会社にとって一番大切であるのならば、大手企業は成り立たなくなってしまいます。人間にはそれを処理するだけ能力など持ち合わせているはずもありません。大切なのは、責任の分担であり、そこに存在する報連相であり、その領域を超えての報連相は、ほぼ無意味に近いのです。大手企業は、責任の分担の上で報連相がなされ、それぞれが責任の下で処理され、上位への報連相の連鎖がなされています。

 

 

うちは、大きい会社でもないし、社員全員を把握できる範囲だからすべて自分が受けていると、自信たっぷりに言う経営者がいます。それはそれで、経営者が能力に長けていれば正しいことなのかも解りませんが、それは逆に社員を信用せず、社員に考えるという行為をさせないことに繋がり、社員の成長を停めてしまっています。

 

そんな中でも一番問題なのは、ありとあらゆることを報連相させ、そこで止まっている経営者です。つまり、本来ならば会社運営円滑化のための報連相が、経営者の満足に使われていることです。経営者の満足のための報連相は、全く何も生まないどころか、時間が全く無駄になります。効率化を促す経営者が、自ら自分の満足のために部下に無駄な時間を使わせているのが、実態なのです。

 

 

経営者の皆さん、社員達にさせている報連相、本当に自分にとって大切ですか?それは、幹部までで良いのではありませんか?経営者、代表取締役と言った役職が、自分を非効率の渦中それも一番根底においてしまっていませんか?

 

 

会社を理解するというのはすべてを把握すると言うことでは無いのです。

 

ちなみに弊社には、経営者に対する報連相は、ほぼありません。幾つかはありますが、何故その報連相は必要なのか?それを使って自分は何を見いだすのか?それが会社にとってどういう影響を及ぼすのか明確に伝えています。そうすることにより、報連相の本来の意味も明確になりますし、その考えは社員の成長にも繋がります。極力、会社のことは知ろうとせず、本来、自分が何故必要か説明できることだけを望めば良いのです。

 

上司ほど、報連相は受けるのではなく、聞きたいことだけを自ら聞くと言う姿勢が大切なのです。そうでなければ、怖くて会社からでれないですよね(笑)

 

 

怖いですけどね(笑)

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