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中村建設の人材育成方法とは

 

奈良県をはじめ関西一円で建設業を営む中村建設(株)のサチです。シリーズでお届けしている一般社団法人経営実践研究会による奈良実践視察研修で弊社社長の中村が講演した内容ですが、これまで「会社って何?」と「経営って何?」と「社長が学ぶ姿を見せることが、社員の人材育成につながります。」の3回お伝えしました。

 

今回は、講演より中村建設の人材育成方法を紹介します。

 

■働くって何だろう?会社って何だろう?→https://8-nakamura.co.jp/2022-05-09/

■経営って何だろう?社員も会社も共に成長する組織にするために必要なこと。→https://8-nakamura.co.jp/2022-05-11/

■社長が学ぶ姿を見せることが、社員の人材育成につながります。→https://8-nakamura.co.jp/2022-05-20/

中村建設の人材育成法

中村建設の人材育成方法は実践することを大切にしています。

 

例えば、社長が出張ときは社員も一緒に連れて行くようにしています。というのも、社長同士の話を間近に社員が聞くことが、最高級の人材育成になるからです。

 

もう1つの理由は、社長と社員の温度差を縮めるためです。出張先で社長だけがどれだけ良い経験や話を聞いても社員が実際に肌で触れていないと、いくら熱弁しても伝わりません。社長は無駄な動きをしましたと失敗に終わるだけで、成果はゼロです。ところが、倍の費用をかけて社員を連れて行くと、社員も一緒にテンションが上がります。社員同士のいうことはきくことがあり、何らかの成果が出ます。

 

社員教育をコンサルティング会社に依頼したことがありましたが、社長が望むほどの社員の成長はほとんど見られなかったと社長の中村は語りました。理由は、社長が動かず他人に任せてしまったからです。

 

コンサルティング会社は理想とするものを詰め込んで社員に教えますが、社員は理解はするけど範疇外のことを教わるので、経営者の望む成長になっていませんでした。ただ、社長の目が怖いだけで、社員の成長はゼロに近い結果に終わりました。

2種類の成長

成長には、2種類の成長があります。1つは、受動的成長です。自己満足ではない成長、常に他人に成長を見られている意識、学校教育がこの成長に当てはまります。2つ目は、能動的成長です。自らが考え、行動を起こすことです。自分で考えることを意識しない限り成長はありません。当たり前のことに疑問を抱き、問題意識を持つことが大切です。

陥りがちなこと

人材育成で、陥りがちなことを紹介します。未知の経験したとき、思わぬ方向や悪い結果に終わる時があります。そんな時、社長は「なんでこんな事もわからんかったんや!」と行動を起こした人を怒るのではなく、まず行動したことや変化を起こそうとした人を評価すべきです。失敗は成功のもととあるように、行動から学ぶ経験や知識は実行した人だけのもので、プラスαの人間になったということです。

やりがい

「やりがい」というのは、お客様の満足と自分たちが行動してきたことと会社が儲かったとき、「やったー!給料が上がった!」と社員はやりがいを感じます。やりがいとは、社長が与えるものではないし、会社がお膳立てをするものでもありません。個人一人ひとりが自らつかみ、自らがおこなうものです。

 

会社=器は、社員が成長する場を提供するだけです。部長は部長の器があり、平社員は個人という器があります。経営者だけが経営という考えを持つのではなく、人間がみんな持たなければならない考え方が「経営」という考え方です。経営的考え方を持つことは、目的達成のための手法だと考えています。

 

 

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