奈良県をはじめ関西一円で建設業を営む中村建設(株)のサチです。これまで、厚生労働省と労働災害防止団体が実施している「STOP! 転倒災害プロジェクト」を紹介しました。
■労働災害全体の4分の1が転倒災害です。Stop!『転倒災害』→https://8-nakamura.co.jp/2022-02-21/
今回は、今日からできる腰痛対策についてお届けします。職場でのぎっくり腰などにより休業(4日以上)となってしまう「腰痛災害」が多発しており、労働災害(休業4日以上の死傷災害)全体では、転倒や墜落・転落事故に続く深刻な問題となっています。
厚生労働省の国民生活基礎調査(平成25年版)によると、病気やけがなどで何らかの自覚症状を持つ人のうち腰の痛みを訴える人の割合が、男性では1位、女性でも肩こりに次いで2位になっています。
腰痛の要因は、「動作要因」「環境要因」「個人的要因」「心理・社会的要因」の大きく4つに分けられます。
西洋医学では、鎮痛剤、牽引療法や腰痛体操などの理学療法を行います。基礎疾患が原因の場合は、原因疾患の治療を優先します。
東洋医学は、レントゲン検査で異常がない慢性の腰痛に適しています。ただし、ぎっくり腰など痛みが強い場合は、西洋薬の鎮痛剤が良いでしょう。漢方薬と鍼灸を併用すると治療効果が高まり、再発予防も期待できます。
東洋医学では、腰痛は腎虚(腎臓・膀胱・生殖器・副腎などの働きの低下)や瘀血“おけつ”(血液の滞り)、水毒(むくみ)、冷えなどが関係していると考えます。腎(腎臓・膀胱・生殖器・副腎)や血の巡り、むくみや冷えを整える漢方薬を使って、症状を改善し、腰痛になりにくい体を目指します。
腰痛で使われる漢方薬を紹介します。
腰痛に効果が期待できるツボに「志室」(ししつ)というツボがあります。腰のくびれの少し上あたりにあるツボです。腎臓機能を活性化して腰痛の軽減に期待できます。腰がだるいと感じたら、志室にカイロを貼ると楽になることがあります。
東洋医学では、医食同源という考えがあり、食べ物がもつチカラを使い、体を整える方法があります。腎を補い、血の巡りやむくみ、冷えを改善し、腰痛におすすめの食材を紹介します。
食べ方としては、イカ大根の煮物(生姜を入れて)やイワシのつみれ入りのおでん、玉ねぎの味噌汁などいかがでしょうか。これを食べなきゃというより、今日のおかずに一品加えてみようと気軽な気持ちで作ってみてください。
おいしくて食べて、手軽に、簡単に腰痛予防できるので、働く体作りにつながります。体が整うと、気持ちもスッキリするので、仕事に前向きになります。体が楽になると、気持ちも軽くなるので、会話も弾み、円滑に仕事を進めることができます。
■厚生労働省による転倒予防・腰痛予防の取組はこちら→https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000111055.html
■転倒・腰痛予防!「いきいき健康体操」の資料はこちら→https://lbp4u.com/images/kaisetu.pdf
■転倒・腰痛予防!「いきいき健康体操」の動画はこちら→https://www.youtube.com/watch?v=9jCi6oXS8IY
わが社は、従業員が元気に働ける会社を目指して以下の取り組みを実施することを宣言します。
中村建設の「令和4年度重点取り組み事項」で、特定健診受信率 90%以上(昨年84.9%)
■社内のトレーニングオープンについての記事はこちら→https://8-nakamura.co.jp/05227/
■社内にあるトレーニングジムで運動中。中村建設の健康経営についてはこちら→https://8-nakamura.co.jp/202
■運動をはじめるコツはこちら→https://8-nakamura.co.jp/2022-01-26/
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