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「とろける香りいちご」の秘密。天然由来、ハチの受粉システムについて

奈良県をはじめ関西一円で建設業を営む中村建設(株)のサチです。

 

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「閉鎖型植物工場」と聞くとばんばん化学的な農薬をつかって作っているとイメージされる方も多いのではないでしょうか?

屋外の畑やビニールハウスに比べると、いちごにとって最適な環境が整っている工場では、害虫や病気になるリスクが下がり、結果、薬剤の使用量が少ないんですよ。

 

工場は完全に閉鎖して、温度や湿度を調整し、二酸化炭素を使って光合成を促進させています。環境が整っているので、栽培に必要な薬剤の使用は最小限にとどめることでき、それも天然由来のものを使っています。

 

天然由来とは、例えば「塩」を思い浮かべていただいたらイメージしやすいと思います。海水を火で温めて水を蒸発させると塩が残りますよね。それと同じように植物や動物、鉱物など自然にあるものの中から抽出したものを言います。

 

しかも、閉鎖型工場では、温度や湿度、二酸化炭素などが整っているので、害虫や病気になるリスクが下がり、結果、薬剤の使用量が少なくて済み、洗わずに摘み取ってそのまま食べられるイチゴになります。

 

中村建設のいちご工場では、人工受粉ではなく、ハチによる受粉を行っています。ハチ達がいちごの花と花の間を飛び回って花粉を運ぶシステムを利用することで、農家の方の身体的な負担を軽減することができます。

 

現在、日本の人口は減っていく中で、様々なテクノロジーを使って人手不足を解消していく技術が生み出されています。中村建設では、新しい技術やテクノロジーを率先して取り入れ、実践し、経験値をあげて、業界の課題を解決できるようにチャレンジしていきたいと思っています。

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