奈良県をはじめ関西一円で建設業を営む中村建設(株)のサチです。今回は、私たちの暮らしを支える土木の仕事について紹介します。お子さんが道路やダムのことに関心を持った時にお話していただけると、話題が広がり、働くことに興味が湧いてきます。
建設業は大きく分けると「土木」と「建築」の二つに分かれ、多くの技術者や技能者と呼ばれる人たちが関わっています。日本には46万社以上の建設会社があり、500万人以上の人が働いています。
蛇口をひねると水が出る、橋やトンネルができて移動時間が短くなった、洪水の被害を減らすなど、私たちの安全で便利な暮らしを支えているのは土木の仕事なんです。「 土 木のしごと」は、山や森 、川、海などに、道 路やトンネル、ダム、橋など私たちの暮らしや経済活動を支える社会基盤をつくる仕事です。
交差点の渋滞を解消するために、地面より高いところに道路をつくる高架橋を4つの作業工程で紹介します。
穴を掘って杭を固い地盤まで届くように地中深く埋め込み、土台をつくります。その上に足場を組み、鉄筋→型枠→コンクリート打設の順番で少しずつ橋脚部分を上に伸ばしていきます。
橋脚の上に大きなクレーンで部材を持ち上げ、橋げたを橋脚と橋脚にかかるように取り付けます。橋げたと橋げたをボルトなどでつなぎ合わせ、さび止めのためにペンキをぬります。
型枠→鉄筋→コンクリートを打ち込む順番で作業を行い、橋げたの上に床となる床版を置きます。両端に車の転落を防止する柵をつくったら道路の基礎が完成です。
コンクリートの上をアスファルトで固め、中央線などの線を引きます。最後に、道路の照明となる外灯などを設置して完成です。
*ここで紹介した橋のつくり方以外にも、「送り出し工法」「カンチレバー工法」「ケーブルエレクション工法」「クレーンベント工法」などさまざまな方法があり、橋の素材や形、つくる場所などによって決められます。
■建設業界ガイドブック概要版パンフレット
「ニッポンをつくる人たち まもる人たち」→https://genba-go.jp/doc/2017_guidebook_digest.pdf
■「建設業ってどんなお仕事?」動画のご紹介はこちら→https://www.youtube.com/watch?v=JOAYJ2spimg
中村建設では、新卒・既卒者から即戦力となる技術者の中途採用まで幅広く人材を募集しています。
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