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企業側が要求する人材とは?

奈良県をはじめ関西一円で建設業を営む中村建設(株)のサチです。今回は、中村社長のコラムをお届けします。

 

企業が求める人材とは

数年前から、企業側が要求する人材の方向が大きく変わってきているように感じる。たった数社ではあるが、商社、銀行、建設の分野で出会った人達が全く同じ言葉を口にしている。それは、「経営能力を持った人材の確保」である。これは、入社候補者にも当てはめているようであるが、主に、若手社員の中からの発掘がメインのようだ。ただ、彼等の言葉の中には、それに見合う人間がほぼいないという。共通する質問は、そういう人材をどう育てたら良いのか解らないと言うものである。ベテラン社員が、どうして良いのか解らないと声をそろえて言う。おかしなことでしょ。一部の企業では、新卒者から、数人を選抜し最初から幹部候補として育て上げる手法に出ているところもある。えっ、そんな差別と思うかも知れないが、そうしなと、後々会社が成り立たなくなる可能性は充分にある。

 

そもそも、社内競争を勝ち抜いてきた経営者の人達には、経営論で勝ち抜いてきた人達はいない。大きい会社になるほど、それは顕著で、経営者(社長)は新入社員、平社員、副主任とスタートする、役職の最高位でしかないのだ。

 

経営者の仕事とは

経営とは、社内競争を勝ち抜くことではない。社内をまとめ上げ、時代の流れに即した会社運営を行い、その時代を勝ち抜く組織を作り上げることが経営者の仕事なのだ。社内競争に勝ち抜いたものがこのセンスを持ち合わせているはずがない。勝ち抜いたから持ち合わせるのではなく、持ち合わせたから勝てた。と言うのが本来正しい答えでなければならないが、ほとんど、そんな経営者を見かけることはない。大切なのは経営センスである。企業の中にそんなことを、考えて働いている社員達が果たしているだろうか?そんな経営論を明確にできていない人達がいきなり経営論を人に伝授できるはずもなく、行き詰まって当たり前である。

 

経営センスとはどうしたら生まれるのか?

やはりここには経験しか無いと言わざるえない。ただし経験すれば身につくものでもない。経験の何を、どう身につけるかは、その人次第なのだ。5人が経営センスを身につける研修を受けたとしよう。その研修を卒業すれば経営者候補と誰もが思うだろう。ところが決してそうはならない。なぜなら、そこには個人の資質、個人の性格が大きく寄与するからである。

 

実は、それが、80%以上と思っても良いのかも知れない。学んだことを、客観的に自分に照らし合わせ、「どう表現するのが一番何にとって良いのか?」この答えを明確に持ったものだけが、経営者候補となる。ここでいう学んだことも、与えられる学びではなく、自らが率先する学びである。一世を風靡した日本企業が、今、衰退したり、伸び悩む原因はそこにある。ある意味一部を選抜して、経営者候補として育てる会社は正しいであろう選抜基準は、非常に高いものであるはずだが、問題は誰が選抜するかだ。でしょ(笑)選考委員が解っていなければ、茶番に過ぎない(笑)(笑)これって、ある意味、2世に帝王学を教えるのと一緒でしょ(笑)(笑)(笑)あっ、この文章で解るように、コンサルが教える経営論なんて、なんの役にも立たないからね。方法は一つしか無いはずです。

 

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