奈良県をはじめ関西一円で建設業を営む中村建設(株)のサチです。
東日本大震災以降、幾度となく起こっている地震、毎年のように発生している大雨による被害等、他人事でない事態が起こっています。
一方、日本は災害大国といわれ、防災に対する認識が世界各国と比べてとても高いですが、実際に備蓄品の準備をしていない人が4割もいるといわれています。
防災準備を企業で備蓄をしている会社は多いですが、会社に来れないと利用しにくいのが問題です。
そこで、社員の一人ひとりの防災意識を高め、家でも防災対策として備蓄をしてもらうために、中村建設では社員一人ひとりの家に防災備蓄パックを年2回送ることにしました。
送る時期は、東北の震災のあった3月と防災の日がある9月に発送します。
パックの中身は3人が3日間暮らせる量で、火を使わなくても食べられる食事や飲み物が入っています。ただ、突然、会社から段ボールが届いたらビックリするので、中に社長からのお手紙が一緒に同封されています。
一人ひとりの意識を変えることや、継続して用意することはなかなか難しいからこそ、会社の福利厚生としてプッシュ型の防災準備を用意することは大事なことと言えます。
現在は、会社に防災備蓄をするところはありますが、社員に防災備蓄パックをおくるところは知る限りではありません。被災をした時には社員が会社にこれないことも想定されます。
今回、プッシュ型の防災備蓄準備を福利厚生として作りました。業界だけでなく災害大国日本として、全国の企業の福利厚生として広まっていったらと思っています。
今回用意する備蓄品
防災意識の高揚と実際の備えをしてもらう福利厚生です。
今回の福利厚生の防災備蓄品パックについて取材を受けました。
調理をしなくても食べられるものを入れています。
奈良・大阪を中心に土木工事、建築工事を行う会社です。
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