奈良県をはじめ関西一円で建設業を営む中村建設(株)のサチです。前回では、一般社団法人経営実践研究会による奈良実践視察研修で弊社社長の中村が講演した内容の前篇「会社って何?」をお届けしました。会社とは、社会の一員として世の中に貢献する組織のことで、組織の目的が経営理念だということをお伝えしました。
■働くって何だろう?会社って何だろう?→https://8-nakamura.co.jp/2022-05-09/
今回も、経営理念はどこにつながっているのかをテーマに”経営とは何か”について、経営実践研究会で講演した内容をお伝えします。
会社とは、社会に対して貢献をする組織だと考えています。社会貢献とはボランティア活動のことではありません。社会に対する貢献の評価としてお金の代価が生じます。評価が高ければ高いほど、売上は上がるということです。商品は何に社会貢献しているのかを考え、目的を明確にすると、客観的に説明ができるようになります。
社会貢献の評価をいただくのは、お店や会社を評価しているのではなく、優れた商品を作った「人と社内システム」です。商品の評価を下すのは「人」です。評価することもされることも全て「人」のつながりが土台にあります。だから、社長はアンテナを張り、人の流行や流れを読み解く必要があります。
社員が会社の社会貢献の目的をしっかり理解できると、社員の働き方が変わります。社員が経営理念を理解している会社としていない会社とでは、営業目的も違います。社員は会社の経営理念を理解した上で働くことで、経営者が代価を支払います。このシステムは、会社が社会貢献に対する評価から代価をもらうこととほぼ同じだと考えています。
個人の働く目的を明確にし、会社の目的と融合させることで、その会社はとても強い組織・集合体になります。
一人ひとりが働く価値観と会社の価値観の双方を理解して融合させることで、共に成長することが会社経営の根底になければなりません。経営者の仕事とは、個人と会社の目的達成のために、環境という器を作り続けることです。それが経営というものです。
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