奈良県をはじめ関西一円で建設業を営む中村建設(株)のサチです。
前回、北海道にある株式会社砂子組に視察研修したことをお伝えしました。研修には、中村建設から3名とCCA(一般社団法人 地域建設業新未来研究会)会員企業の社長が参加しました。
■炭鉱の視察研修に行ってきました。→https://8-nakamura.co.jp/2023-08-09/
この研修では、各企業の経営陣の方々と交流する機会を得ることができました。 普段は接点のない方々と交流することで、経営者の考え方や視点などに貴重な学びを得ることができました。今回も、参加したメンバーのレポートをお届けいたします。
砂子社長から「他人から信頼を得るには、まずは自分から信頼することが大事。自分が信頼することで、いつの間にか人から信頼されるようになている」ということを教えていただきました。
他の社長さんからは、「信用とは“過去”を表し、信頼とは“未来”を表している。言い換えれば、今までの実績や過去を基に使う言葉が“信頼”であり、信用してきたことを基に信頼する」とお話してくださいました。
お二方のお話を通して、過去の信用を積み重ねて、未来の信頼を得るように努力していきたいと思います。
参加された方は、「建設業の魅力はロマンを感じることだ」と言います。何百年前の空気を感じながら石炭を採掘する仕事や、地図や何十年も後世に残るトンネルには、工事に携わる熱い人の想いが詰まっています。
建物を建てたときは、施工主から感謝してもらえることも励みなります。
日本の公共事業は費用が掛かりすぎると報道されることがあります。表面的な金額だけを見ればコストが掛かっているように映りますが、それには理由があります。
日本は地震や台風、豪雪など災害大国です。災害に備えた高度な基準で建物を建てたり、公共事業を行います。地震が少ない国などと比較しても、まったく意味がないことです。国によって必要とされる機能や品質は違うので、単純に工事費用は比較できません。
別の参加者は、「情報をそのまま鵜吞みにするのではなく、知見を広め、好奇心を持って調べようとすることが大事だ」と言います。そのためにも、興味や関心を持つことができる仕事に就くことが大切なことだと感じました。
この他にも、人材育成の大切さやチャレンジ精神の育み方など伺うことができました。
この視察研修を通して、一番の収穫は見分を広げることです。立場が違えば、見方も違います。経営者との交流を通して、自分自身の成長につなげたいと思います。
中村建設の人材育成方法は実践することを大切にしています。例えば、社長が出張ときは社員も一緒に連れて行くようにしています。社員が、社長同士の話を間近で聞くことが、最高級の人材育成になるからです。
■中村建設の人材育成方法とは→https://8-nakamura.co.jp/2022-05-25/
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