

奈良県をはじめ大阪・京都・神戸など関西一円で建設業を営む中村建設(株)のサチです。
奈良を訪れたことがある方なら、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?
奈良の玄関口、近鉄奈良駅の大屋根。
実は、この大屋根は中村建設が施工したものです。
今回は、奈良を訪れる方にもぜひ知っていただきたい「近鉄奈良駅」の大屋根をご紹介します。

近鉄奈良駅の大屋根は、奈良の街にふさわしい雰囲気を感じていただけるよう、さまざまな工夫がされています。
大屋根には、奈良県産のヒノキが使われています。
木の温かみを感じられるデザインは、歴史ある奈良の街並みにもよくなじんでいます。
大屋根は、高さ約11メートルのアーチ構造。
駅前に大きく広がる開放的な空間をつくっています。
屋根にはガラスが使われており、自然光が差し込む明るい空間になっています。
雨の日でも安心して待ち合わせができる、奈良の玄関口にふさわしい場所です。
近鉄奈良駅前には噴水があり、その中央には一体の銅像が立っています。
奈良の人たちから親しみを込めて、「行基さん」と呼ばれている像です。

行基は、奈良の大仏建立に尽力した人物として知られています。
しかし、行基の活動はそれだけではありません。
農業を支えるためのため池や橋をつくったり、身分に関係なく利用できる施設をつくったりするなど、さまざまな社会事業に取り組みました。
人々の暮らしを支え、多くの人から尊敬を集めた人物です。
近鉄奈良駅の大屋根も、駅を利用する人たちの雨や日差しを防ぎ、待ち合わせや交流の場として長く使われています。
建設の仕事は、建物や構造物を「つくって終わり」ではありません。
そこを利用する人の暮らしや、街の風景の一部として、何年、何十年と残っていくものをつくる仕事です。
奈良を訪れた際には、ぜひ近鉄奈良駅の大屋根を見上げてみてください。
そして、待ち合わせの目印になっている「行基さん」にも、ぜひ注目してみてくださいね。