

奈良県をはじめ大阪・京都・神戸など関西一円で建設業を営む中村建設(株)のサチです。5月28日に行われた「合同新入社員研修報告」で発表された企画の意図や参加者の声をまとめました。

中村建設安全協力会では、毎年合同新入社員研修を開催しています。
対象は新入社員だけではありません。入社1年目から3年目までの若手社員にも参加を呼びかけており、今年は13名が参加しました。
最終日に集まった皆さんの表情を見ると、本当に仲が良くなったことが伝わってきました。実は初日から打ち解けるのが早く、休憩時間にも自然と会話が生まれていました。
この研修も、最初は座学中心の内容でした。しかし、「せっかく建設業の研修をするなら、実際に体験できるものにしたい」という思いから、少しずつ実践型へと変化してきました。
4年ほど前から足場や型枠などの体験を取り入れ、「見て学ぶ」だけではなく、「やって学ぶ」研修へと進化しています。
今年も多くの協力会社の皆さまにご協力いただきましたが、新たな取り組みとして大工工事の体験も実施しました。
研修のテーマは、
「学ぶ」「体験する」「実践する」「目標を立てる」
この4つです。

建設業は実際に体験してみないと分からないことがたくさんあります。
例えば、工事現場で聞こえる「カンカン」「ドンドン」という音。その多くが型枠工事から生まれていることを、私自身も今回初めて知りました。
実際に型枠を組み立てたり、鉄筋を触ったり、足場を組んだりすることで、建設業の仕事への理解が深まります。
もちろん、会社としては2週間も社員を研修に送り出すことは簡単なことではありません。
だからこそ、「全日程は難しいけれど、この日だけ参加したい」という形でも受け入れています。1日でも、2日でも、参加できる日に学んでいただければと思っています。
研修中、参加者の皆さんは本当に楽しそうでした。私自身も一緒に体験したくなるほどでしたが、皆さんの様子を見守る側に徹しました。
中村建設の中村社長は、研修の中で何度もこう話していました。
「仕事を理解していないと説明はできない。説明できないということは、まだ本当に分かっていないということだ。」
この言葉は、参加した若手社員たちの心にも残ったのではないかと思います。

この日、合同新入社員研修に参加していた坂本くんに参加の感想を聞きました。高校を卒業して入社したばかりの坂本くんからこんな声がありました。
「建設業がどんな仕事なのか、現場でどんな人たちが関わっているのかがよく分かった。みんなと仲良くなれたし、本当に楽しかった。」
また、最も印象に残った研修として挙げられたのが「エマジェネティックス研修」とのこと。
自分の考え方や行動特性を知ることで、「これからどのように人と関われば良いのか」が理解できたそうです。

建設業は一人で完結する仕事ではありません。
多くの職種、多くの人たちと協力しながら一つのものをつくり上げる仕事です。
だからこそ、技術だけでなく、人との関わり方を学ぶことも大切です。
この研修を通して、建設業の魅力や仕事の面白さ、そして会社の垣根を越えた仲間とのつながりを感じてもらえたのであれば、私たちにとってこれ以上嬉しいことはありません。
