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講演の中で出ていた「i-Construction 2.0(アイ・コンストラクション2.0)」について解説

こんにちは!奈良を拠点に、大阪・兵庫など関西一円で建設業を展開している中村建設(株)のサチです。

22025年6月17日の建設新聞に5月29日に行われた「Communication Forum 2025未来を切り拓けDXで広がる可能性」の開催内容が掲載されました。

冒頭にAIがつくった挨拶を読んでDXの実践について語った中村からは、「DX技術を使えば完了ではない。業務のあり方そのものを見直したり、現場を強く魅力あるものに変革することが目的。持続的に成長していくためには不可欠。」と話がありました。

 

今回は、近畿建設業協会の増田安弘技術部部長がインフラ分野のDXの取り組みを紹介しました。

 

その講演の中で出ていた「i-Construction 2.0(アイ・コンストラクション2.0)」について解説します。

「i-Construction 2.0(アイ・コンストラクション2.0)」は、国土交通省が推進する建設業の高度なデジタル化政策であり、特に施工の生産性向上と持続可能な建設現場の実現を目的とした次世代型の取り組みです。

 

i-Construction 2.0とは?

「i-Construction」はもともと2016年から国交省が提唱してきたもので、ICT(情報通信技術)を土木施工に導入することで、生産性の飛躍的向上を目指す政策です。そのアップデート版である「2.0」では、単なるICT化から、データ連携・現場自動化・人材育成までを含む「建設プロセス全体の改革」のことを指します。

今後の実装予定(2025年度~)

  • 現場でのAR活用による出来形管理

  • 海底・海上工事における自動施工

  • 生コンスランプ測定の画像解析による人員削減
    など具体的事例の展開が始まっており、成果も既に出現中です

 

中村建設では、現場のデジタル化を進めており、現場でのドローン撮影や、研修でのAR活用、施工記録などの事務のデータ管理、3Dによる施工図の共有化、遠隔での見守りなどを進めております。

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