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奈良女子大学で社長の中村が「働くこと」「プロジェクトマネジメント」について講義

こんにちは!奈良を拠点に、大阪・兵庫など関西一円で建設業を展開している中村建設(株)のサチです。

2025年6月4日(水)奈良女子大学にて、弊社の社長中村が講演を行いました。

今回で3年目となる奈良女子大学での講演は、大学の近くに本社を構える中村建設の地域貢献活動の一環です。

講演は、中村のプロフィールや中村建設の紹介から始まりました。

1963年生まれの社長の中村は、東海大学工学部を卒業後、シャープ株式会社を経て家業に戻り、奈良・大阪・京都を中心に建設事業を展開しています。弊社は近鉄奈良駅の大屋根など地域の象徴的な建築物にも携わっており、建築・土木の両分野で実績を上げています。

建設業の役割と社会との関わり

講演では、建設業の社会的重要性を強調。中村は「建設業は人間の生活を支える唯一の産業」と語り、他産業が変化しても建設業の必要性は不変であると述べました。また、自身が奈良経済同友会の幹事を務めるなど、地域の大学機関とも積極的に連携しており、教育と産業の橋渡しを担っています。多彩な趣味を持ち、海外での事業経験もある中村の話に学生も真剣な眼差しできいていました。

働く目的と学生へのメッセージ

学生との講座は、「なぜ働くのか?」という根本的な問いが投げかけられました。

アルバイトを通して得られる経験や収入の意義だけでなく、「働くこと=社会貢献である」という本質的な視点が提示され、中村は「企業の社会貢献は経営理念に現れる」と語り、弊社の経営理念「次世代の先駆者として安定した社会環境と生活基盤を提供するため、社会経済の総ての礎である地域建設産業の新しい存在価値を明確にし、率先して時代を創造する。」を紹介。

また、就職先を選ぶ際には、その企業が持つ理念に注目するようアドバイスしました。学生たちにとって、自分自身の価値観を見つめ直す良い機会となったようです。

工学部女子学生の未来と建設業の展望

奈良女子大学工学部は全国でも先進的な試みで、来年には第一期生が卒業予定です。

7割が大学院へ進学する見込みですが、中には起業を志す学生も。中村は「起業には建設会社の支援が不可欠」と話し、産業界と若者の連携の重要性に触れました。

6月11日は、建設業におけるプロジェクトマネジメントの実践について講義が行われる予定で、学生たちが建設業をより身近に感じるきっかけとなりそうです。学生にとってキャリアや働くことの本質を考える貴重な学びの場となれば幸いです。「学生にとってキャリアや働くことの本質を考える貴重な学びの場」となったことは違いありません。

学生たちの感想

「当たり前で見失いがちな大切なお話を聞きました。」「失敗をおそれて行動しないことが多かったが、今度からは挑戦してみようと思った。」「社長のパワフルな源はやりがいや目標が影響しているのかと思いました。」「大きな目標に向かって進む上で、背中をおしてもらいました。」「評価や関わりなどわかりやすく教えていただきとても勉強になりました。」などの意見をいただきました。いずれ社会に出た時に、あの時に聞いたことはこういう意味だったんだと思ってもらえたら幸いです。

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