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NHK朝ドラ「らんまん」広瀬祐一郎のモデル「広井勇」は近代土木の先駆者

奈良県をはじめ大阪・京都・神戸など関西一円で建設業を営む中村建設(株)のサチです。

社長の中村が出張で高知県に行っており、昔馴染みのラーメン屋「ごっそラーメン」で懐かしい再会をしている様子をSNSでアップしていました。高知といえば、たくさんの偉人が排出されていますが、世界発のコンクリート防波堤をつくり、小樽港を築港した近代土木の先駆者「広井勇」の出身地でもあります。

高知出身の近代土木の先駆者「広井勇」

高知といえば、前々回で神木龍之介さんが主演をしていたNHKの朝ドラ「らんまん」の主人公のモデル植物学者・牧野富太郎の出身地です。牧野富太郎は、私塾で学び、独学で植物学を学んでいきました。その頃に同じ私塾に通っていたのが「広井勇」です。広井勇は、近代橋梁の権威と言われ、土木偉人14名にも入っている広井勇は、下級武士に家に生まれ、苦労の末、16歳で札幌農学校に入学します。そこで土木人生を決定づける師匠との出会いがあります。

自費留学で3年アメリカで過ごして、橋梁技術や治水学などを学んだ広井勇は、日本に帰ると母校札幌農学校の教師となります。その後、小樽港の工事を任されます。

小樽港の工事の難しさ

風が強く、外波が荒い小樽の工事はとても難しく、広井勇は、日本で初めてコンクリートの防波堤を取り入れた工事を行いました。明治32年(1899年)に外国貿易港として開港し、幌内で採掘された石炭の積出港として重要な役割を果たしました。北防波堤は、明治30年(1897年)に着工し、明治41年(1908年)に完成しました。土木学会推奨「土木遺産」の指定を受けており、平成13年には「小樽みなとと防波堤」として北海道遺産にも選定されています。

2021年4月に近代の土木の父として、故郷の高知県佐川町に広井勇の銅像が建てられました。

 

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