奈良県をはじめ関西一円で建設業を営む中村建設(株)のサチです。
2023年1月5日(木)中村建設株式会社では、「初出式」を行いました。
ニュースでは、春以降にインフルエンザと同等の扱いになると言われているコロナですが、それによりどのように世の中が変わっていくか予測はつきません。
工事現場を預かる人からすると、現場は人が集まるところであり、他の仕事のようにリモートで対応するというわけにもいきません。
大手建設関係の方に現場でのコロナ対策を聞いても、実際に明確な方針は決まっていないと言います。
今後も現場でのコロナの対策について勉強していきながら、しっかりと対策を打ち出していくことが大切です。
昨年から続くウクライナ情勢、それに伴う原油高、物価高は、建設関係にも大きな波紋を投げかけています。建設は、扱う金額が大きいので、物価高の影響が直撃してしまいます。
金融関係者も当面、以前のような円高に戻ることはないと言っていました。
日銀の黒田総裁の新年の挨拶でもこの一年は不明確な一年になるだろうとおっしゃっていました。
材料費の変動が激しく、発注などのタイミングが難しい状況ですが、それぞれの所長さんたちも大変な決断をお願いすることになりますが、工期との兼ね合いを考えたタイミングで発注をお願いします。
現場に入る前にODSCを行なっております。ODSCの「O」オブジェクトに書いたことをしっかり現場で確認をしてください。
「なぜ、その現場をやっているのか」
「その現場がお客様にとってどうして必要なのか」
図面通りに作るのは当たり前なんです。その上になぜその建物を建てるのか、なぜその道路をつくるのか、それをしっかりと肝に銘じることが大切です。
そうすることによって、図面に描かれている以上のことが見えてきますし、それを実現するのが建設会社の仕事だと考えています。
ODSCのOの部分、オブジェクトの部分をしっかり読み込みましょう。私たちは、施主様のその建物に対する目的、気持ちを代弁して建築をしています。
ODSCでは、着工前に個人個人で施主様の気持ちを考えて皆さんの言葉で書いています。そこに書かれている施主様の気持ちを大事にして工事に取り組めば、絶対によい建物ができます。
この一年間は、現場の職員で「O」(オブジェクト)、目的の部分を再確認をするように約束してください。
1月2日,3日に行われた駅伝。エントリーされるのが16人、当日走る10人。でもその回りには100人近い選手や関係者がいます。
当日に10人の選手が入れ替わることもあります。そこにいる人は技術の差はほとんどないんです。箱根を走れる人と走れない人の差はメンタルの問題になってきます。
駅伝はチームワークです。チームの中のプレッシャーがかかっている人に対してフォローをしきれていないとチームとしての勝ちはないんです。
私たちの現場でも同じです。現場にいる人だけでなく総務や営業など一体となってチームワークで現場の落ち込んでいる人をフォローすることで、その人は力を発揮することができます。
施主様の気持ちになってチームワークでそれぞれの役割を果たすことが、よい仕事につながっていくと思っております。
2023年の忘年会ではチームワークの取れた一年間を過ごして楽しく終えたいと思いますので、この一年間どうぞよろしくお願いします。
奈良・大阪を中心に土木工事、建築工事を行う会社です。
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