奈良県をはじめ関西一円で建設業を営む中村建設(株)のサチです。
2023年7月20日、弊社の中村光良社長が学生に向けて建設業のプロジェクトマネジメントについて講義を行いました。
奈良女子大学の駒谷教授は生きた授業を大切にされていて、その一環として、最前線で働いている人と生徒たちが出会う場を積極的に作っています。工学部ではプロジェクトマネジメントを教えていらっしゃいます。
今回、建設業のプロジェクトマネジメントは最たるものということで、学生さんたちにお話することとなりました。
プロジェクトには期日や予算など明確に定義されている目標があり、開始から終了時点があります。プロジェクトには、さまざまな部署の人が集まって作ることが多いです。
建設業は、PMの塊といえます。現場では以下の管理が進められています。
全て大事なもので、建設業だけでなく他の業界でも大切なことになりますが、建設会社のPMはそれだけではありません。
周りに住宅や病院など密集しているマンションの現場では、建設業特有の管理があり、近隣の環境に配慮して物件を建てていく「環境管理」が必要になります。これは他の業界ではありません。4つの管理はできて当たり前のことで、プロジェクトに直接影響はありませんが、間接的に影響が出るのが「環境管理」です。
どの管理もズレが出ることで、出費がかさむ、予定の遅延、安全に支障が出ることもあります。特別これが重要というものはありませんが、バランスが大事になります。
プロジェクトの進捗状況や天候などの環境により、重要度が日毎に変わります。建設会社は外部要因で受けることが多いのが特徴です。影響が出ないようにするにはどうすればいいかを考えることが「環境管理」です。
現場の所長に「大事にしていること」をアンケートしました。主な答えは、
地域はどのような地域なのかを調べて、どんな人が住んでいるか予測をして、日頃からそこに住んでいる人とコミュニケーションをとっています。
以前に現場のパネルを透明にしたことがあります。必ず通る人は、建設現場の中を見るようになります。子供達は、重機が動いているのを見て離れません。現場では音がでるこもともあります。しかし、工場内を除いた時に現場の人がそこで説明するかしないかでは、全然違います。コミュニケーションをとることで苦情になることが少なくなります。
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