奈良県をはじめ関西一円で建設業を営む中村建設(株)のサチです。
8月に開催したインターンシップ午前の部「トップが語るリアルな業界」で、中村建設社長の中村は学生さんに世界からみた日本の建設業界の話をしました。他ではなかなか聞くことがない面白くて日本の建設業のすごさを知ることができる内容でした。
世界地震分布図というのがありますが、こういうのを見たことがありますか。
日本は世界有数の地震大国であり、G7の中でも日本だけがむちゃくちゃ揺れているの先進国であり、地震のみならず自然災害が毎年のように発生する国です。
東日本大震災や阪神大震災は別格として、地震大国にも関わらず、建物は壊滅的なダメージをあまり受けていません。その理由は、それだけ日本の建設技術は世界的に見てもすごい技術力を有しているからです。私自身は、世界一の建設技術者が日本に存在していると思っています。というのも、自然災害に立ち向かえる技術力を持っているからです。
そのことを知ればすごいでしょ!建築土木の技術は断トツで日本が一番です。それくらいすごい技術者さんが、日本にはたくさん存在しており、自社にも在籍しています。
そういう建設業で働くことが、今一つピンと来ていないと思うのでこれから建設技術者の自慢話をします。
世界でもトップクラスの技術を持ち合わせている建設業ですが、残念ながら国内での評価が低いです。一方、アメリカなどは、お医者さんより建設業の方が評価が高いです。
なぜなのか?
トンカチを持ったり、スコップを持ったり実際に現場で労働を行っている人います(我々は職人さんと呼んでいます)。この人たちが建物・道路・橋(あらゆる建築物)を全部作ってくれます。
私たちの世代では、「大阪城誰が立てたん?豊臣秀吉。違うわ!職人さんや!!」と、冗談で言っていました。
お金をだしたのは豊臣秀吉だけど、建てたのは職人さん。ピラミッドも同じように、働いてくれる方が作り上げたものだからです。
では、職人さんたちが集まるだけで、建物が出来上がるのか?
ここにもう一つ大事な存在があります。それが、「管理者」という存在です。
この「管理者」という集団が、中村建設や中和コンストラクションのような現場の管理を専門とする建設会社になりますが、私たちの会社には職人さんは在籍していません。多くの異なる技能を組み合わせて一つの建設物を造り、このことをゼネコンと言います。
つまり、「管理者」の工程指示によって職人さんの技術を活かして、建物が出来上がります。
ではどうして管理者がすごいのか?
管理者がやらなければならない事は、技術のある職人さんたちであっても、思い思いの手順で作業をすれば建物が組み合いません。つまり、その組み合わせ(工程・順番・手順)を管理する人がいて、その現場監督の下で多くの技能者が一つのチームとなって建設物の完成を目指します。
このことは一番大事な事です。
設計図も順番通りに進めないと、組み合いません。この他に、品質管理・安全管理・原価管理・労務管理のすべての管理を現場監督(所長)が行います。
アメリカでは、マネジメント能力がある建設業の管理者はプレジデントと呼ばれています。それは、所長ができる人は自ずと経営能力を持っていないとできないからです。
つまり、所長とは、会社経営が行えるくらい管理能力を備える事ができ、そういう魅力のある管理者集団がゼネコン(中村建設や中和コンストラクション)の社員です。1人の所長が数億という金額を扱い、利益を生み出すことはとてもやりがいのある仕事だと思います。
理系・文系など出身学部にかかわらず、スキルを身に付けることができます。それだけサポート体制も万全です。
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