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紅茶の豆知識。アッサムって何だろう?ウバって何だろう?

奈良県をはじめ関西一円で建設業を営む中村建設(株)のサチです。

中村建設が運営する閉鎖型植物工場で作られた「とろける香りいちご」を原料にしたストロベリーティーの種類はウバとアッサムの2種類あります。ウバやアッサムの呼び名は、地理的表示によって明記された産地のことですが、今回は、そんな紅茶にまつわる豆知識をお届けします。

紅茶とは

ISO(国際標準化機構)によると、「Black Tea(紅茶)」と定義されています。ISO3720では、「クンツ(ドイツの植物学者)の分類による学名カメリア・シネンシス(Camellia Sinensis (L) O. Kuntze) のやわらかい芽を使用し、萎れさせ、茶葉を揉みこみ、酸化させて乾燥させたもので、抽出して茶としての飲用に適するもの」としています。

 

日本で紅茶という言葉が使われるようになったのは、1870年代頃、水色(すいしょく)(茶液の色)が「紅い」ことから生まれたそうです。

紅茶のルーツ

紅茶発祥の地は、中国福建省。イギリスでは、1729年ジョージ1世時代から飲茶が流行し、イギリス文化の一部としてアフタヌーンティーが発展していきました。同じく17世紀にアメリカでも中国茶が伝わり、アイスティーが発展していきました。

 

日本が初めて紅茶を輸入したのは明治20年(1887年)で、一般市民に広まるようになったのは昭和になってからだそうです。

世界の国別茶輸出量

世界の国別茶輸出量を見ると、1位はスリランカ、2位が中国、3位がケニア、4位がインドになっています。(紅茶協会HPより)

紅茶の産地

紅茶の有名な産地は、ケニア・ニルギニ(南インド)・ダージリン(北インド)・アッサム(インドの北東)・スリランカ・インドネシア・キーモン(中国)です。(紅茶協会HPより)

■紅茶協会HPはこちら→https://www.tea-a.gr.jp/

アッサムって何だろう?ウバって何だろう?

地理的表示とは

農林水産省によると、地域には、伝統的な生産方法や気候・風土・土壌などの生産地等の特性が、品質等の特性に結びついている産品が多く存在しています。これらの産品の名称(地理的表示)を知的財産として登録し、保護する制度としています。

■農林水産省のHPはこちら→https://www.maff.go.jp/index.html

アッサムて何だろう?

アッサムとは、インドの北東に位置したアッサム州で作られている紅茶のことで、インドの年間生産量の約50%を占めるインドを代表する紅茶の産地です。アッサム州はT字形をしており、T字の横棒・右側にあたる東の平原エリアがおもなお茶どころです。茶葉の大きさを同じインドの茶産地のダージリンと比較すると全般的に大ぶりで、アッサムティーの香りや味は、力強く包容力があります。

ウバって何だろう?

ウバはスリランカ中央にある山岳地帯の東側に位置しています。この産地は6月~9月にかけての南西モンスーンの時期に乾季になり、8月前後に紅茶の旬の時期を迎えます。この時期には多くの工場でローターベインという茶葉に圧力をかけて揉捻をしながら細かくちぎる機械をつかって細かくカットされた茶葉が作られ、オレンジ色あるいは琥珀色に近い透明感のある明るい赤色の水色(すいしょく)をした、清涼感のある味わいの紅茶が出来上がります。

 

ウバで生産される紅茶は、オークションでは標高を指標に「Uva High」と「Uva Medium」に分けて取引されています。

*参考図書:紅茶味わいの「こつ」 理解が深まるQ&A89  著者:川崎武志、中野地清香、水野学 出版社:柴田書店

ご購入方法

ストロベリーティーはオンラインショップでご購入できます。ストロベリーティはウバとアッサムの2種類あります。

■いちカンパニー奈良のオンラインショップはこちら→https://8-nakamura-ichigo.stores.jp/

 

 

 

 

 

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