奈良県をはじめ関西一円で建設業を営む中村建設(株)のサチです。
中村建設では、外国籍の社員が3人働いています。今回は、建築部に所属する入社3年目のグエンユイタンさんが3年ぶりに母国ベトナムの旧正月にあたる1月中旬から2月中旬の約1ヶ月ほど里帰りをしたお話を伺いました。
外国から日本に働きにきている人でなかなか1ヶ月も休暇を取れないことが多いですが、今回はコロナで3年ほど帰ることができなかったので、会社もゆっくり帰省したらとすすめられて1ヶ月の休暇となったそうです。
親族が集まり、手料理を囲んで賑やかに過ごしました。学生時代の友人たちとも久しぶりに会って、一緒にご飯を食べたり、近況報告したり、みんな頑張って働いていました。
バインチュンといって、もち米を使った縁起の良いケーキの形をした(ちまき)を家族みんなで作り、食べます。これはもち米のほかに、豆や豚肉などをバナナの葉などで包み、10時間から12時間ほど茹でます。形によって呼び方が違うBanh Chung(四角形)とBanh Tet(丸くて長い形のもの)があります。
ベトナムがこの3年間でずいぶん変わっていました。車の交通量が多く、道もきれいに整備され、現在建設中の電車(ホーチミン市都市鉄道1号線(ベンタイン~スオイティエン))が2023年末に完成するのが印象的で、この電車は日本とベトナム両国が協力してつくっています。
「ベトナムの中村建設ができたらいいな」2年前、入社してすぐのころのインタビューで教えてくれた夢は今も変わらないそうで、「いつか自分の会社がつくれる日ができたらいいな。その時まで、日本の技術をしっかり学びたい」と語っていました。
■これまでに紹介したグエンユイタンさんの記事はこちら→https://8-nakamura.co.jp/staff/20210830/
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