こんにちは!奈良を拠点に、大阪・兵庫など関西一円で建設業を展開している中村建設(株)のサチです。
弊社代表の中村光良が、7月16日にミクロネシア連邦大使館を訪問しました。フリッツ大使が出迎えてくださり、久しぶりの再会にもかかわらず多岐にわたる話で盛り上がりました。
ミクロネシア連邦大使館は2023年2月に赤坂から目黒に移転しました。移転後、初の訪問です。
フリッツ大使と中村は、15年ほどの付き合いになります。中村は、2015年5月に1週間ほどミクロネシア連邦の首都ポンペイを訪れています。ポンペイの隣接するチューク州は、トラック諸島の一つとして、激戦地域となりましたが、ポンペイは1度の空襲だけで戦火を免れました。そのため、非常に美しい自然に恵まれており、豊かな熱帯の森林や滝、サンゴ礁、青く澄んだ海が広がっています。
太平洋戦争時は、ポンペイに軍事施設がなかったわけではなく、近くのランガルー島という小さな島には補給基地がありました。その跡は今もジャングルの中に残っていて、給水塔や送油管など、当時の面影を感じることができます。本島の山奥にも戦車などが残っているようですが、一般の目に触れることは少ないようです。
ミクロネシアでは、一時期、日本の統治が行われていたため、今でも年齢が高い現地の人の中には、日本語を話せる人が多くいます。また、戦後にミクロネシアに移住した人も多く、2015年当時でもポンペイ島だけで100名を超える日本人が暮らし経済の中心的役割を担っており、ミクロネシア人と良好な関係を築いてきた様子が伝わります。
ポンペイにある慰霊碑を訪れた中村は、「ただ、この国にも日本の隣国の驚異は迫ってきており、安全保障の問題からもアメリカとの連携で、素晴らしい自然が残るこの国を護るのが我々の宿命と肌で感じた。 」と伝えています。