奈良をはじめ、大阪、関西一円で建設業を営む中村建設株式会社のサチです。関西は、昨日の晩から激しい雨。お昼前に止みましたが、雨の音で起きてしまうほどでした。今回はこの時期に気になる水害(すいがい)についてまとめてみました。
水害は、大雨や台風などで川があふれてしまう状態のことです。家や学校、お店などが水に浸ってしまったり、人がけがをしたりすることもあります。近年の水害の一つに「線状降水帯」による集中豪雨があります。数時間に集中して非常に高い降雨量が降ることにより、防災対策が追いつかない状態になってしまいます。「線状降水帯」予報は2021年より天気予報で取り上げられるようになりました。
日本では、雨が多いから、毎年、どこかで水害が起きています。日本には1,741の市区町村がありますが、過去10年間で一度も水害がなかったのは、たった56の市区町村(3.2%)だけなんだそう。つまり、ほとんどの市区町村(96.8%)では、10年間で1回以上、水害が起きているといえます。
さらに、半分以上の794の市区町村(45.6%)では、10年間に10回以上も水害が起きています。これはとても多いですね。だから、水害はとっても身近な災害だと言えます。
資料:国道交通省作成