

奈良県をはじめ大阪・京都・神戸など関西一円で建設業を営む中村建設(株)のサチです。
地元奈良から「奈良学園登美ヶ丘高等学校」の一年生が出場する高校生のクイズ甲子園。テーマが「コントラクション」ということで、土木、建設、インフラ、防災などからクイズが出題されます。
全国で行われているこの大会。関西では初になります。
過去の北海道大会で出たクイズ、答えられますか?
2択の問題です。AまたはBのどちらかでお答えください。
A.フロアクライミング方式
B.マストクライミング方式
Q2 堀削するなかで、状況に応じて、近隣の地盤に影響が出ないように山留めを行う場合があります。山留め壁のうち軟弱で地下水の多い地盤に適したものはどれでしょう?
4択の問題です。A~Dでお答えください。
A.シートバイル(鋼矢板)
B.親抗構矢板
C.SMW(ソイルセメント柱列壁)
D.地中連続壁
Q1 答えはB
タワークレーンは、鉄骨造の高層ビルなどで資材を揚げるために欠かせない揚重機です。
高層階まで工事が進むと、クレーンもそれに合わせて“背が高く”ないと届かなくなります。
そこで使われるのが マストクライミング方式。
これは、タワークレーンの支柱(マスト)を上へ上へと継ぎ足していき、クレーン全体の高さを段階的に上げていく方法です。建物の成長に合わせてクレーンも成長するイメージですね。
一方で、フロアクライミング方式は、建物のフロア(階)に設けた構造を利用してクレーンを上昇させる方式として語られることが多く、「支柱を継ぎ足して高さを上げる」という説明に最も合致するのは マストクライミング方式です。
Q2答えはA
掘削工事では、周辺の地盤が崩れたり、近隣の建物・道路に影響が出たりしないように 山留め を行います。
山留め壁は地盤条件に合わせて選定することが重要で、特に 軟弱地盤+地下水が多い 場合は「止水性(地下水を止める力)」がポイントになります。
その条件に適している代表が シートパイル(鋼矢板) です。
鋼矢板は、鋼材を連続して打ち込み、壁のようにして土を支える工法で、施工が比較的早く、地下水がある現場でも止水性を確保しやすいのが特徴です。地盤が柔らかい場合にも使われやすく、掘削時の安全性を高めます。
他の選択肢も現場条件によって有効ですが、今回の「軟弱で地下水の多い地盤」という条件に対して、最もイメージしやすく代表的なのが鋼矢板です。