

こんにちは!奈良を拠点に、大阪・兵庫など関西一円で建設業を展開している中村建設(株)のサチです。
中村建設では、現在、斑鳩方面でバイパスを通す仕事をしています。そこでは、滅多に見ることのできない「矢板工事」をしているので、取材に行ってきました。
矢板工事(やいたこうじ)とは、土木・基礎工事で土砂の崩壊や地下水の浸入を防ぐため、地中に打ち込む板状の杭(矢板)を設置する作業です。
H鋼を垂直に打ち込み、その間にU字型やZ字型の鋼板(鋼矢板)などを連結して壁を作り、土留め壁や止水壁として機能させます。
木製、鋼製、コンクリート製など素材があり、港湾工事、河川工事、建築物の地下工事など幅広い分野で利用されます。
今回の矢板はコンクリート。人と並ぶとその大きさがわかります。道路の下に川が通れるようにコンクリートの矢板で地中に道をつくります。

木製矢板: 安価だが耐久性が低い。小規模工事向け。
鋼製矢板(シートパイル): 最も広く使われ、U形、Z形、ハット形などがあり、工事後に引き抜いて再利用可能。
鋼管矢板: 大径の鋼管を使用し、高い支持力と止水性を持ち、永久構造物にも使われる。
コンクリート矢板: 耐久性が高く、護岸などで永久的に使われることもある。

土木の魅力は、
■ いろいろな車両に乗れる
■ 地図に残る仕事なので、家族に自慢できる
ことです。現場は長いと1年〜2年その場所に通うことになるので、竣工した日はとても良い気分なのだとか。

中村建設ではいつでもインターン、会社訪問を受け入れています。興味のある方は、ご応募ください。