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大阪関西万博が閉会

こんにちは!奈良を拠点に、大阪・兵庫など関西一円で建設業を展開している中村建設(株)のサチです。

10月13日大阪開催万博が184日の会期を終了しました。今回の万博について建設業としての立場からまとめてみたいと思います。

さまざまに形作られた独特の建築物「パビリオン」

大阪関西万博会場に入ると独特なフォルムをした数々のパビリオンと万博の象徴となった大屋根リングが見えます。

■  建設業の視点から見た大阪・関西万博 → https://8-nakamura.co.jp/20250915/

大屋根リングは、世界最大の木造建築としてギネス認定をうけました。

この大屋根リングについてデザインプロデューサーの藤本壮介氏は、リングの中に世界の万博が入り、「多様でありながら世界は1つ」という思いを込めたとあります。建築には、3社の技術力が結集しているのも見どころです。

大屋根リングの中には、それを象徴する個性豊かな外観をしたパビリオン。建物をみているだけでも楽しくなります。

名前を聞いたことがない国が身近に

今回、SNSでバズり、一躍、有名になったのが「ナウル共和国」。太平洋南西部のナウル島を領土とする5つの国からなる共和国になります。人口は、1.2~3万人とのこと。Xのフォロワーは55.1万人。

先日、奈良県の田原本市と広報連携協定を結びました。万博には、その協定書と田原本市のお米、唐子遺跡のパンフレットなどが掲載されていました。

挑戦することに意義がある

万博は始まる前から前評判が悪く、来場者も少なく、赤字になった時に誰が責任をとるのかなどと言われていましたが、蓋をあけてみれば、来場者は2529万人となりました。チケット売上は、損益分岐点の1800万人を超えました。グッズなどの販売も好調で、黒字に終わる見通しです。

今回の万博では、さまざまな挑戦がありました。挑戦した人のひとり、落合陽一氏は、講演会で、5年前に万博への出展を決めた際に「誰もみたことがないものをつくろう」と決意されたそうです。

たくさんあるパビリオンの中でも、一番、メディアに掲載され、予約がとりにくい人気のパビリオンとなりました。

パビリオンの建設費の未払い問題などネガティブなイメージもありました。こちらについて、中村は、パビリオンも建設未払い問題今も言ってますけど、あれ、博覧会協会何も関係ないですからね
単に建設会社が契約書をちゃんと交わしてないだけのこと 交わせてるならしっかりとその国に対して訴えればいいこと それができないなら請け負ってはいけないだけの話です。」と語っています。

万博はテーマパークではない

各国のパビリオンでは、その国が力を入れていることが掲示されていました。「持続可能性」「新しいヘルスケアへの挑戦」などが多かった印象です。また、新しい技術をつかって、新しい体験をおこなっていました。挑戦しないことには、何も始まらない。そんな新しい決意をした大阪関西万博となりました。

 

 

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