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台風襲来に備える工事現場の準備

んにちは!奈良を拠点に、大阪・兵庫など関西一円で建設業を展開している中村建設(株)のサチです。

台風23号がこの三連休に影響を与えそうですね。

台風以外にも、ゲリラ豪雨等、天候が急に荒れることがあり、大雨や強風に対しての備えが必要になります。

風雨により不安定となる河川流域や傾斜地などの工事現場、現道上の工事においても、仮設物や保安施設などについて風水害の予防が必要です。

現場の安全管理についてまとめてみました。

強風に対する留意事項

まず、保安施設には注意が必要です。カラーコーンや看板なんかは、風で倒れたり飛んだりして危ないので、重りをつけたりロープで固定しておきましょう。
それから、高い場所で作業する人は要注意。地上では風が弱くても、高所ではかなり強く吹くことがあります。安全帯は必ずしっかりつけてください。
溶接をするときは、火花が風に流されて火事の原因になることもあるので気をつけましょう。
クレーンも風をまともに受けるので、転倒しないようしっかり固定を。
湾岸や川の近くでは、資材が流されたり飛ばされたりすることがあります。風が強くなる前に、安全な場所に移動しておくのが安心です。
強風の後も油断禁物。足場がズレていたり傾いていたりすることがあるので、しっかり点検してください。
そして、点検や確認は必ず複数人で。万が一事故が起きても、1人だと連絡が取れません。

水害に対する留意事項

排水設備はこまめに点検を。大雨で処理しきれなくなったり、ゴミが詰まって機能しなくなったりします。
雨のあと、穴や段差ができているとバイクや車の事故につながるので要チェック。
濡れた通路や覆工板は滑りやすいので、手すりを使ったり保護具を着けたりして安全に。
斜面も雨で崩れやすくなるので、危険な場所がないか確認しましょう。
機械は地盤のしっかりしたところに設置を。川が増水しそうなときは、高い場所に移動させるのが安心です。
大雨のあとも地盤が緩んでいることがあるので、崩落や陥没に注意。
こちらも点検や巡視は必ず複数人で行いましょう。

日々の点検で安全第一

天気はコントロールできませんが、事前の備えとちょっとした注意で、事故やトラブルはぐっと減らせます。強風や大雨のときこそ、焦らず落ち着いて安全を最優先に行動しましょう。日々の点検や声かけが、自分や仲間を守る一番の力になります。みんなで安全第一、無事故で乗り切りましょう!

 

 

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