NEWSお知らせ

玉掛講習ってどんな内容?

こんにちは!奈良を拠点に、大阪・兵庫など関西一円で建設業を展開している中村建設(株)のサチです。

 

中村建設では合同新入社員研修の一環として「玉掛(たまかけ)講習」を3日間にわたり実施しました。玉掛とは、クレーンで荷を吊り上げる際にワイヤーやフックを使って安全に荷を掛け外しする作業のこと。現場では欠かせない基本技術の一つです。

 

労働安全衛生法に基づいて、吊り上げ荷重1トン以上のクレーン等を使用する作業に従事する者は、この講習を修了して資格を取得しなければなりません。

 

講習内容は、学科と実技に分かれて行われます。

【学科】

  ・関係法令(労働安全衛生法など)
  ・力学の基礎(荷重・バランス)
  ・玉掛用具(ワイヤーロープ、シャックル等)の種類と使い方
  ・合図の方法など

【実技】
  ・玉掛け作業の手順
  ・合図の出し方
  ・ワイヤーロープやフックの掛け方・外し方
  ・荷の安定を確保する方法

講習ではまず、荷重のかかり方や力の分散といった基礎知識を学び、その後、実際にワイヤーロープを手にしての実技へ。初めての作業に戸惑いながらも、参加者たちは声を掛け合いながら少しずつ手順を覚えていきました。

合図の出し方やフックの正しいかけ方を何度も練習し、最後は自信を持って作業に取り組む姿が印象的で、無事に「技能講習終了証」をもらうことができました。

現場での安全は、一人ひとりの正しい判断と技術に支えられています。今回の講習で学んだ知識と経験を、これからの業務にしっかりと生かしてほしいと願っています。

写真はイメージです。

PAGE TOP