奈良県をはじめ大阪・兵庫など関西一円で建設業を営む中村建設(株)のサチです。
合同新入社員研修も後半に入りました!先週は、自分自身を知るワークや、コミュニケーション、ビジネスマナー、資格取得を含めたライフプランを考えてもらい、玉掛講習を行いました。玉掛講習では、技能講習終了証の交付もありました。
4月14日から後半がスタートです。講師には中村建設の建築部顧問・池尾さんと社員の吉岡さん、そして労働安全推進協会の園田ご夫妻を迎え、建設の“現場で本当に必要な知識と技術”を学ぶ充実の1日に。現場に出る前に必要な基礎知識や技術、安全管理などを学ぶ、実践的かつ丁寧な研修内容で、建設業界での第一歩を踏み出しました。
午前中は、建設業の仕事の流れについての座学からスタート。設計図の読み方、積算、入札、受注、そして下請け業者への発注や予算作成まで、実際の仕事に即した内容で、建設業の裏側がよく分かりました。特に設計図は、建物の基礎や空調、電気配線、換気設備など、あらゆる情報が詰まっていて、読み解く力がとても大切です。
続いては、実際に現場で使われる「レベル」と「トランシット」という測量器具の体験。レベルでは地面の高さを正確に測定する方法を学び、三脚の設置や微調整、望遠鏡を使った測定までをグループで実践しました。トランシットでは、水平・垂直の角度を測って建物の基準線を出す「墨出し」の基礎に触れました。プロでも難しい作業にみんな真剣!測量の精度が建物の品質に直結することを実感できました。
午後は、安全管理の講習。まずは法令や「指差し呼称」の重要性、リスクアセスメントなど、安全の基本を学びました。「安全帯」が「墜落制止用器具」と名称変更された理由なども紹介され、現場の安全意識が求められる時代であることが伝わってきました。
後半はフルハーネスの特別講習。高さ6.75m以上で義務化されているこの器具の正しい着用法、点検の重要性、そして万が一吊るされた際の対処法(足を動かす・あぐらをかくなど)まで、実技や映像を交えて丁寧に教えてもらいました。最後には修了証が手渡され、参加者全員が高所作業の第一歩を踏み出しました。
中村建設では資格取得を応援しています。仕事をしながらの勉強は大変ですが、自身のキャリア形成に大きく影響する資格なので、挑戦する人が増えています。
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