奈良県をはじめ関西一円で建設業を営む中村建設(株)のサチです。
9月1日に「朔月参り」に行ってきました。
朔月(さくづき)は、新月のことを指し、月の始まりを意味します。日本では古くから、新月の日に神社へお参りする「朔月参り」の風習がありました。
建設業としての朔月参りの意義についてお伝えしたいと思います。
朔月参りは、新しい月の始まりに感謝し、良いスタートを切るためのお参りです。新月の日に神社を訪れることで、心をリセットし、新たな気持ちで日々を過ごすための節目とします。建設業界では、プロジェクトの開始や安全祈願としても、新月のタイミングでのお参りは重要な意味を持ちます。新たな現場や作業が安全に進むように願いを込めるのです。
日々の業務で関わる全ての人や自然の恵みに感謝することは、建設業においても大切です。朔月参りを通じて、日常の中でつい忘れがちな感謝の気持ちを神様に伝えることで、仕事に対する姿勢を見直し、さらなる安全と品質の向上を目指します。
建設現場では、常に安全を第一に考える必要があります。新月は、何かを始めるのに最適なタイミングとされており、月が満ちていくように、自分の努力も実を結び、プロジェクトが順調に進むよう祈るのが朔月参りの目的の一つです。現場の無事故や作業員の無事を願い、心の平安を求める時間でもあります。
建設業は、天候や予期せぬ災害など、様々なリスクと隣り合わせの仕事です。朔月参りで災難を避け、無病息災を願うことは、社員の健康管理や安全な作業環境づくりに直結します。特に、プロジェクトの節目や新しい挑戦を迎える際には、全員の無事と現場の安全を願う大切な行事となります。
朔月参りは、古くからの伝統を今に引き継ぐ行為でもあります。先人たちが行ってきたこの習慣を守り続けることは、日本の文化や価値観を大切にすることにもつながります。建設業としても、この伝統を継承することで、地域社会とのつながりを深め、未来へと続く価値ある仕事をしていく姿勢を示すことができます。
朔月参りは、心を新たにし、感謝の気持ちを持ち、平穏な日々を過ごすための大切な習慣です。建設業においても、安全な作業環境を維持し、全てのプロジェクトが順調に進むことを祈るために、この習慣を大切にしています。月の始まりに神社を訪れて、心を整え、新たな気持ちで業務に取り組むことで、皆さんの現場がより良いものとなりますように。