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建設現場での暑さ対策はなぜ重要か?

奈良をはじめ、大阪、関西一円で建設業を営む中村建設株式会社のサチです。

工事現場での熱中症や暑さ対策は、関西地方を含む全国の建設現場で非常に重要です。特に奈良は盆地で熱が溜まりやすい地域で、夏の暑さが厳しいため、対策が欠かせません。今回は、建設現場での暑さ対策についてまとめてみました。

建設現場での暑さ対策の必要性

建設現場では、酷暑の環境での作業が避けられません。これは土木作業を含む多くの業務で、熱中症のリスクが高まるためです。特に屋外での作業では、気温が体感50℃以上になることもあり、ベテランの作業員でも危険にさらされる可能性があります。

熱中症の症状

  • ・軽症:手足のしびれ、立ちくらみ、こむら返り
  • ・中等症:頭痛、吐き気、嘔吐、軽い意識障害
  • ・重症:全身痙攣、内臓の機能障害

国土交通省のデータによると、毎年20人程度の作業員が熱中症で亡くなっています。このため、建設現場では徹底的な暑さ対策が必要です。

基本的な暑さ対策

無理のない作業時間を設定する

夏場の工事現場では、作業時間を短くし、休憩を多めに取ることが重要です。普段のスケジュールよりも余裕を持ち、例えば1時間ごとの休憩を取り入れると良いでしょう。また、納期に影響を与えないよう、早朝や夕方などの涼しい時間に作業を集中させる工夫も有効です。

 

作業しやすい環境を整える

工事現場では、大型扇風機、スポットクーラー、ミストファン、簡易的な屋根やテントなどを導入して、作業環境を快適にすることが重要です。さらに、空調服や冷感効果のある作業着も取り入れると効果的です。

 

こまめな水分・塩分補給を徹底する

熱中症の予防には、こまめな水分・塩分補給が不可欠です。塩飴やスポーツドリンクを用意し、作業員がいつでも補給できるようにしましょう。朝礼や昼休憩のミーティングで、熱中症対策への意識を高めることも大切です。

 

まとめ

関西や奈良の建設現場でも、工事を安全に進めるためには、熱中症対策が欠かせません。個々の作業員の健康を守り、労働災害を防ぐために、基本的な対策を徹底しましょう。これにより、土木作業を含む全ての建設業務が安全かつ効率的に進行することが期待できます。

 

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