奈良県をはじめ関西一円で建設業を営む中村建設(株)のサチです。
今年は1月1日から能登半島地震が発生し、いまだに被害の全貌は見えない状態です。被害に遭われた方へのお見舞いと亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。
さて、本日は中村建設の仕事始めでした。恒例の達磨の開眼を行いました。中村社長からは
「今回の能登半島地震で現地では、被災地に入った個人の車両が道路を塞いで、行政の給水車が現地に入れずに引き返した事態もあったことを受け、個人の判断も大切だけれども災害の時だからこそ、目的をしっかりと考えて適切な行動しないと人命にかかわる事だ」
との話がありました。被災時の行政と民間の連携について、奈良県に提言をしている内容が、今回の地震で強く必要性のあるものとして確信にかわりました。
■ 防災、災害復旧に対する行政の役割と地域建設業の役割 https://8-nakamura.co.jp/20231231/
中村も1日からいろいろと動きはじめ、すぐにでも必要な物資を運べる手配を整えておりましたが、現地では陸路で物資を運べる状況ではないことがわかり、現在は金沢の建設業協会と連絡を密にして、支援活動を行なっていくことになっています。
地域によっては、道路が土砂崩れで寸断されて孤立しているところも。海路でしか物資が届られない場所もあるようです。重機などの陸路搬入も難しい状態で、金沢の建設業協会も実際に動けるのは週明けになる見通しだそう。
中村建設でも週明けにブルーシートなどの支援物資を中継地点の金沢に輸送することが決まりました。
被害を受けた地域が必ず立ち直り復興することを強く願いながら自分達にできることを進めていきたいと考えています。
今年も中村建設をよろしくお願い申し上げます。