奈良県をはじめ関西一円で建設業を営む中村建設(株)のサチです。
社長の中村が11月8日から13日まで経済同友会の視察研修でベトナム・カンボジアに訪問しています。今回はレポート第二弾としてニンビン省にある古都ホアルンの視察の様子をお送りします。
ベトナムの中でも世界遺産の多いニンビン省にある古都ホアルンは、ベトナムの歴史上とても重要な都市と言われています。歴史が始まった場所とも言われており、中国の支配から独立したのが939年、幾多の国内の覇権争いがあり、「ベトナム国」として遷都して968年に都をつくったのがこの古都ホアルンです。
歴史の成り立ち、中国との関係も含め奈良との共通点がたくさんありました。
政治を始めた最初の皇帝は「ディンティンホアン」。日本語では丁(テイ)朝と説明されています。独立したとはいえまだまだ、中国の建築様式の影響を受けていることが見てとれます。
初代皇帝と2代目皇帝レーダイハンの廟の外観です。17世紀に作り直されたものですが、古来の建築様式を踏襲しているそうです。奈良の世界遺産も中国の技術の影響を受けてつくられているので、親しみ深い気持ちになります。
赤いレンガのような陶器で作られた瓦。欄間のような装飾も日本建築に通じるものがあります。沖縄の建物にイメージは近いです。
桔梗のような花が満開でした。
古都ホアルンは、たった41年だけの都でしたが、奈良は飛鳥京が150年、その後、藤原京になり17年、そして平城京になり74年間、日本の中心都市として栄え国造りの基礎を築いたというところなど多くの共通点を見出すことができます。
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