奈良県をはじめ関西一円で建設業を営む中村建設(株)のサチです。
これまでに、いちごカンパニー奈良のいちご工場で「古都華」の栽培していることをお伝えしましたが、この度、ようやく販売に至るまでになりました。
■「古都華」で 『とろける香りいちご』を作りたい。→https://8-nakamura.co.jp/2303-06-05/
とろける香りいちごの越後姫は、繊細で発送などの際の負荷に弱いということがありました。古都華は、実が引き締まっており輸送にも耐えられる製品のため、可能性が広がります。また、奈良県で栽培するのであれば、奈良県のブランドいちごを作りたいという思いが強くありました。
開発期間は約2年、試行錯誤の連続で、イチゴが実るたびに大きさや重さを計測しデータに収めてきました。
その間、工場長は気になって、気になって仕方ないほど、つきっきり・かかりっきりで栽培し、社長にも何度も試食をしてもらい、みんなで作り上げた「古都華」です。
同じイチゴでも栽培方法や管理方法が違うので、出荷できるものをつくるまでに2年かかりましたが、皆さんに喜んでいただけるいちごができたと想います。
中村建設が施工する「閉鎖型植物工場」、通称“いちご工場”で栽培しているイチゴには、主に次の特徴があります。
採れたてを一年中食べることができる秘密は、中村建設が施工する「閉鎖型植物工場」、通称“いちご工場”にあります。
いちご工場は、コンピューターで湿度・温度を管理し、二酸化炭素を使い光合成を促進させ、甘くて美味しいイチゴを生み出します。
比較的狭い場所でも、縦での陳列で場所の有効活用できるので、空き地や空き店舗、商店街の一角でイチゴの栽培が可能です。摘み取ったイチゴをそのままトッピングでき、フレッシュなパフェなどに利用できます。
私たちはこの2年間で、「古都華」の栽培ノウハウを蓄積してきました。
イチゴは加工商品を作りやすく、1次産業から6次産業まで展開しやすく、収入もアップすることが期待できます。一年中食べることができる奈良県のブランドいちご「古都華」を使い、さらに魅力的な奈良県の特産品を育てることができます。いちご工場での栽培も、短期間の研修を受けるだけで、基本的に誰でも栽培管理ができるようになっています。
閉鎖型植物工場は、体力に自信がない、農地を確保することが難しいといった問題を解決することで、農業の可能性を拡げることができます。
化学燃料を使った加湿を必要としないシステムで、緑の少ない砂漠の真ん中や、北極圏でも同じ品質のものを栽培することが可能となり、エコな栽培を実現しています。
気候によって緑黄色野菜の栽培が困難な地域でもフレッシュな野菜や果物を届けることができる閉鎖型植物工場。未来に大きな可能性を秘めています。
『とろける香りいちご』を使い、ジャムやアイス・ソルベなど販売しています。ご自宅用から贈り物用として、幅広く喜ばれています。ぜひご利用ください。
■いちごカンパニー奈良のHPはこちら→https://8-nakamura-ichigo.stores.jp/
”いちごカンパニー奈良”を運営する中村建設は、地方建設業ができる地域のお世話役として、ふるさと納税を通して地元奈良に貢献しています。返礼品はストロベリーティーといちごジャムの2つです。ふるさと納税を活用して、古都奈良を応援しませんか?
■ふるさとチョイスのHPはこちら→https://www.furusato-tax.jp/city/product/29201