奈良県をはじめ関西一円で建設業を営む中村建設(株)のサチです。
これまでに、大安寺宝物殿のリニューアル工事完成に伴い、落慶式で感謝状が授与されたことをお伝えしました。
■大安寺宝物殿の落慶法要で感謝状授与→https://8-nakamura.co.jp/2023-04-17/
今回は、その工事現場に携わった3人のうち若手の2人、技術本部の熊本勇輝さん(入社7年目)とグエンユイタンさん(入社3年目)に話を伺いました。
工事中は全く緊張はしなかったけど、落慶式に参加した時は、すごいことをさせてもらったんだなと改めて認識しました。
今回は、その場で対応する力が試された現場でした。設計図には書かれていない天井ボードの裏や床組みをばらさないとわからない所をどのように対処して、次につなげるか私たちの腕が試されました。
9か月の工事期間中心掛けたことは、現場の雰囲気を和らげたり、盛り上げたりと工夫をしました。厳しくもあり、楽しくもあるメリハリのある現場でした。
現在のものとでは、コンクリートの質が違っていました。当時はどうやってコンクリートを建てたのか、昔の建造物を通して、先人たちの姿が見える感じがしました。
なかには、あまり良いとは言えない施工個所もあり、困ったこともありました。そういう所からも、さらに50年後の人たちが困らないように、今大事にちゃんと施工しないといけないと、気が引き締まる思いでした。
墨出しがとても勉強になりました。改修工事は新築工事と違い、細かい数値が設計図には記載されていないので、どうやったら図面通りに収まるのか現場で調整しないといけないといけません。効率よく作業を進めるためにもアドリブが必要なので、施工管理者の腕の見せ所です。
後輩指導に当たった熊本さんは、タンさんは考える力が身についているので、次回の現場では即戦力として活躍できると期待しているそうです。
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