アルバイト経験であなたが得たことは？あなたの経験から学びや気づきを教えてください。

奈良県をはじめ関西一円で建設業を営む中村建設（株）のサチです。

エントリーシートや履歴書にアルバイトのことが書かれているのに、「アルバイトではどんな仕事をしているの？」と質問されることがあります。この場合は、面接官はもう少し具体的に仕事内容やどんな努力をしたのかを聞きたいと思っています。

応募者は、大した経験はしていないと謙遜する方もいるようですが、決してそんなことはありません。あなたの経験から得たものを遠慮なく伝えるといいでしょう。

答え方のポイント

仕事内容を具体的に伝える
→どんな仕事内容なのか聞かれている場合、漠然とした答え方をせずに、しっかりと業務内容を伝えるようにしましょう。
あなたが努力したこと、気づき、工夫したことを伝える
→“メモを取って覚えた”“仕事をこなすために、体調管理を万全にした”など、あなたが経験したことや工夫したことを具体的に説明できればいいです。
経験したことから得たものや気づきを伝える
→成長したことを伝えると、仕事に対する姿勢や熱意が伝わります

見本回答

パン工場で3年間働いています。アルバイト時間は、平日は登校前の朝６時から８時の2時間と、土曜日は朝６時から１２時まで仕事をしています。食パンやアンパンなどパンの成形、接客応対、レジ操作、清掃などが主な業務です。隙間時間の有効活用になるなと軽い気持ちで始めたのですが、今は、チームワークの大切さを学べたと感じています。

例えば、平日の場合、朝８時以降に出社する社員さんが仕事をしやすいように準備にしておくと、「ありがとう。仕事がしやすいわ」と言ってもらえたり、私がパンの成形間違いをしても「ええよ」とフォローしてくれる社員さんの姿を通して、気持ち良く仕事を続ける方法を学びました。また、納品時間までに間に合いそうにないときは、みんなで声を掛け合い手助けしながら、納期までに間に合わせる力すごさも経験できました。

この仕事を通して、チームプレーで達成した時のやりがいを感じることができ、働くことの楽しさも知ることができました。